オーボエの練習は、メンタルトレーニング!?

こんにちは!

毎日大雨ですが、皆さま元気に練習頑張っていますか??

私は一昨日教室の階段から落ちて、足を怪我してしまいました(^^;)どんなに早くても全治1カ月、ふつうは全治2~3カ月とのことで、これから少しの間生徒さまにご迷惑をおかけしてしまうこともあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします。


最近レッスンをしていて思います。

それは、オーボエの練習は、メンタルトレーニングそのものだなぁということ。

焦って早く上手くなろうとしても、まず物事の本質を見られていないと、絶対にオーボエは応えてくれません。どんな楽器でもそうだとは思いますが、特にオーボエは繊細でちょっとしたプレイヤーの変化でガラリと変わってしまいます!


例えば、ロングトーンのとき。皆さまはどんなことを考えながら練習しますか?無理してそれぞれの思う「良い音」を出そうとしていませんか?よく「良い音、きれいな音」と言いますが、私は必ずしもそれを目標にするべきではないと考えています。なぜなら、音楽は「いつもきれい」でしょうか?泥臭いような音楽。怒りの音楽。人間の感情の数だけ音楽の数も存在しています。ならば、オーボエでいろいろな音色を出さなければなりませんね。


音の方向、音量、そして音色。今日はどんな音を出していこうかと、クレヨンのように選べるようになることが理想です。

こうして様々な感情をコントロールすることが、なんだかメンタルトレーニングのようですよね(^^)